基本情報
| 製品・サービス名 | UR AI Accelerator |
|---|---|
| 提供元 | Universal Robots |
| 本社所在地 | デンマーク |
| 地域 | 欧米 |
| 用途分類 | フィジカルAI・ロボット |
| 主な用途 | 協働ロボットへのビジョン追加、AIによる動作生成、位置ずれワークの把持、品種の自動判別 |
| 提供形態 | ハードウェア+ソフトウェア(PolyScope X上、NVIDIA Jetson Orin内蔵) |
| 主な対応業種 | — |
| 価格 | 公開なし・要問い合わせ |
| 日本での提供 | 日本での提供状況は未確認 |
| 情報確認日 | 2026年10月12日 |
特徴と位置づけ
UR AI Acceleratorは、Universal Robots(UR)のコントローラーソフトウェアPolyScope X上で、URの協働ロボット(UR/e-Series)にビジョンとAIによる動作生成を追加するプラットフォームです。NVIDIAのエッジAI向けコンピューターJetson Orinを内蔵しています。従来、協働ロボットにビジョンを付けるには、ビジョンシステムを別途用意し、通信やキャリブレーションを個別に作り込む必要がありましたが、ロボットメーカー自身がAI処理の土台を用意した点に意味があります。
基盤となるソフトウェアはNVIDIAのIsaac ROSで、URはAI Accelerator SDKにIsaac ROSを組み込んでいます。2026年9月のIsaac ROS 5.0では、物体の姿勢推定FoundationPoseの推論が最大5.5倍高速になり、AIエージェントから呼べるピック&プレーススキルが加わりました。
用途としては、位置のずれたワークの把持、品種の自動判別、マシンテンディングなどが考えられます。ヒューマノイドや汎用モデル単体を待つより、既存の協働ロボットセルにAIモジュールを足し、安全機能は従来どおりAIから独立させる構成のほうが、保守・安全の面で導入しやすい状況です。
強み
- ロボットメーカー純正のAIモジュールで、ビジョンとロボットの連携を個別に作り込む手間を減らせる
- 既存のURの協働ロボットに後付けでき、安全機能を従来どおり残したままAIを足せる
検討時の注意点
- URの協働ロボット(PolyScope X環境)が前提で、他社ロボットには使えない
- アプリケーションの開発にはSDKとROSの知識が必要で、SIerの支援が前提になりやすい
- 日本での価格・提供条件は公表資料で確認できない
