基本情報

製品・サービス名SAP Asset Performance Management
提供元SAP SE
本社所在地ドイツ
地域欧米
用途分類予知保全・設備保全
主な用途資産性能管理(APM)、設備の異常検知、保全計画
提供形態SaaS(SAPクラウド)
主な対応業種—
価格公開なし・要問い合わせ
日本での提供日本での提供状況は未確認
情報確認日2026年10月12日

特徴と位置づけ

SAP Asset Performance Management(APM)は、設備の状態や性能を管理し、保全の判断を支援するSAPの製品です。SAPは2024年4月、APMに異常検知のAI機能を、SAP Digital Manufacturingに検査の可視化のAI機能を追加したと発表しました。

予知保全の製品を類型で分けると、APMは既存の設備データを集めて分析するAPM・分析型にあたります。SAP ERPの保全モジュールを使っている企業では、設備マスタ、保全指図、故障履歴がすでにSAP上にあるため、それらとセンサーデータを同じ環境で扱える点が利点です。SAPは2025年に保全計画者を支援するMaintenance Planner Agentも投入しており、保全領域でのAI機能を広げています。

予知保全AIの精度は、故障履歴が「どの設備の・どの部位が・どう壊れ・どう直したか」まで整理されているかに大きく左右されます。SAP上に保全記録があっても、故障コードが粗い、設備IDがセンサーデータと一致しないといった問題があると、AIの学習と評価ができません。調査コーパスでは、効果の数字は確認できませんでした。

強み

  • SAP ERPの設備マスタ・保全履歴とセンサーデータを同じ環境で扱える
  • 保全計画のエージェントなど、SAPの保全向けAI機能と組み合わせられる

検討時の注意点

  • 設備データの収集(センサー・エッジ)は別製品が必要になる場合がある
  • 故障コードや設備IDの整備状況がAIの精度を左右する
  • 効果の数字・日本での提供状況は公表資料で確認できなかった
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