事例の概要
| 企業 | Amazon Robotics |
|---|---|
| 地域 | 欧米 |
| 業種 | 物流・その他 |
| 企業規模 | 大企業 |
| 用途 | フィジカルAI・ロボット |
| 使われた技術 | NVIDIA Omniverse と Jetson を使ったマニピュレーション(把持・操作)ロボットの開発 |
| 関連する製品・サービス | NVIDIA Omniverse(Mega Blueprint)(NVIDIA Corporation) |
成果
取り組みの内容
物流センターでは、多様な形の商品をつかんで仕分ける作業の自動化が長年の課題でした。マニピュレーション(物をつかんで操作する動作)のロボットは、商品ごとの形や重さの違いに対応する必要があり、開発と現場での調整に時間がかかってきました。
NVIDIAは2025年10月のGTC DCで、Amazon RoboticsがOmniverseでのシミュレーションと、ロボットに載せる推論用コンピュータJetsonを使ってマニピュレーションの開発を進め、BlueJayを構想から1年強で量産化したと発表しました。
同じ発表に名前が出た企業の多くが設計・計画の段階にある中で、量産に到達したと明記されているのはこの事例だけです。一方で、開発期間を従来と比べてどれだけ短縮したか、現場での処理能力などの数値は示されていません。
シミュレーションで多くの条件を試してから実機に移す開発の進め方は、製造業の工場で部品のピッキングや供給を自動化する際にも応用できます。ただし、Amazonは自社で大規模な開発体制とデータを持っており、同じ速度を一般の製造業が再現できるとは限りません。
この事例から読み取れること
- シミュレーションで条件を網羅してから実機に移す開発手法は、製造業の部品ピッキングの自動化にも応用できると考えられる
- 発表に並ぶ事例の中で量産到達が明記されているのはこの1件で、フィジカルAIの多くはまだ計画段階にあることが分かる
- 自社で大規模な開発体制を持つ企業の速度であり、一般の製造業では外部のロボットメーカーとの分担を前提に考える必要がある
本ページは企業・提供元が公開した情報にもとづき、費用負担を受けずに作成しています。成果の数字は発表時点のもので、当サイトによる検証値ではありません。
