基本情報

製品・サービス名Cognite Data Fusion
提供元Cognite AS(Schneider Electricが買収を発表)
本社所在地ノルウェー
地域欧米
用途分類データ基盤・IIoT
主な用途産業ナレッジグラフ、時系列・図面・文書の文脈付け、AIエージェントへのデータ供給
提供形態SaaS(クラウド)
主な対応業種化学、素材・その他
価格公開なし・要問い合わせ
日本での提供日本での提供状況は未確認
情報確認日2026年10月12日

特徴と位置づけ

Cognite Data Fusion(CDF)は、設備の時系列データ、保全記録、P&ID(配管計装図)などの図面、文書、3Dモデルといった形式の違う産業データを集め、それらの関係を産業ナレッジグラフとして結び付ける基盤です。データを集めるだけでなく、「このセンサーはどのポンプのもので、その図面と保全履歴はどこにあるか」をつなぐ文脈付けに重点を置いています。図面と設備の対応が複雑なプロセス産業で導入が多い製品です。

Schneider Electricは2026年6月30日、Cogniteを約31億ドル(全額現金)で買収すると発表しました。発表時点でCogniteは従業員800人超、2025年の売上は1.7億ドル超です。買収後、CDFとAtlas AIはAVEVAの産業インテリジェンス基盤CONNECTに統合される計画で、調査会社VerdantixはAVEVA・Cognite・Crosser・TwinThreadの製品重複の整理が課題と指摘しています。

CogniteはTulipとの連携で不良70%削減、生産能力40〜45%増などを掲げていますが、顧客名と条件が示されていないベンダーの主張です。

強み

  • 時系列・図面・文書・保全記録を設備中心に結ぶ文脈付けに強い
  • ナレッジグラフを根拠に生成AIやエージェントに答えさせる構成をとれる
  • 大手(Schneider Electric)の傘下で開発投資が続く見込みがある

検討時の注意点

  • 買収から統合完了までの期間は製品ロードマップが変わりやすく、データの取り出し方法と契約期間中のサポートを書面で確認したい
  • 事例はプロセス産業中心で、組立加工ではMESとのつなぎ方が設計の要になる
  • 図面がPDFや画像のままだと、設備との対応付けの作業量が導入工数を左右する

この製品・サービスが登場する導入事例

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