枠別の採択結果
中小企業庁は2026年10月7日、デジタル化・AI導入補助金2026の採択結果を公表しました。主な枠の数字は次のとおりです。
| 枠・回 | 申請者数 | 採択者数 | 採択率(計算値) |
|---|---|---|---|
| 通常枠 4次 | 1,836 | 816 | 約44% |
| セキュリティ対策推進枠 4次 | 22 | 16 | 約73% |
| インボイス枠(インボイス対応類型)4次 | 3,536 | 1,610 | 約46% |
| 複数者連携デジタル化・AI導入枠 2次 | 4 | 4 | 100% |
採択率は公表された申請者数と採択者数から当サイトで計算した値です。通常枠はおよそ2者に1者が不採択になっており、「申請すれば通る」補助金ではありません。
制度の要点
2026年度から名称が「IT導入補助金」から「デジタル化・AI導入補助金2026」に変わりました。中小機構の補助金活用ナビによると、通常枠の補助上限は業務プロセス1〜3つで5万〜150万円、4つ以上で150万〜450万円、補助率は原則1/2です。地域別最低賃金+50円以内で3カ月以上雇用する従業員が30%以上いる事業者は2/3になります。公式サイトは10月9日に第7次公募以降の制度変更を告知しています。
製造業への示唆
この補助金は、登録された「IT導入支援事業者」を通じて、登録済みのITツールを導入する仕組みです。工場向けに個別開発する外観検査AIや、自社開発のAIは原則として対象にしにくい点に注意が必要です。AIを含むパッケージを導入する場合でも、設備データやMESとの連携部分が登録ツールの範囲に入っているかで、補助対象になる金額が変わります。
よくある質問
不採択になったら次の回に再申請できますか?
公募回ごとに申請できます。ただし第7次以降は制度変更が告知されているため、最新の公募要領で要件を確認してください。
生成AIのサブスクリプションは対象になりますか?
登録済みのITツールであれば対象になり得ます。対象かどうかはツールの登録状況で決まるため、支援事業者に確認が必要です。
